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もはや「使える」だけではダメ!ITリテラシーとスキルを向上させよう

若手を中心にデジタルネイティブな従業員の割合が高まっています。パソコンやオフィス・ソフトウェアの操作スキルは、昔でいうところの「読み・書き・そろばん」のように、持っていることが当たり前のビジネススキルになりつつあります。そうしたなか、単にコンピュータ操作ができるだけでなく、「ITを正しく活用して業務やビジネスに役立たせること」が求められるようになっており、「多くのデジタル情報の中から正しいものを抜き出し、活用する能力」であるITリテラシーの重要性が高まっています。デジタル時代のビジネスパーソンに対して必要とされるITリテラシーについて考えます。

身近に起こるソーシャルメディアの「炎上」リスクを知る

まずは、デジタル空間でのリスクを知っておく必要があります。
ソーシャルメディア(SNS)隆盛の時代に認識しておくべきなのは、「炎上」にまつわるリスクです。
新商品の発売情報や、出版前の書籍・雑誌の無断アップロード、スポーツ選手や芸能人の来店情報、アルバイトのいたずらなど。TwitterをはじめとするSNSでの企業の情報漏えいや炎上案件は後を絶ちません。
こうした事態が起きるのは、「SNS=世界につながっている」という意識が低いため。SNSでの情報拡散リスクをきちんと把握できていないと、企業コンプライアンス上、重大な間違いが起きかねません。一度失った信頼や評判を取り戻すことはとても困難です。
SNSで一度情報が拡散されると取り消すことはほぼ不可能です。未来永劫、会社にとって不名誉な情報がデジタル空間にさらされることになります。そのようなことにならないよう、炎上のリスクをしっかりと把握しておくことは、今最も必要とされるITリテラシーの1つです。

「シャドーIT」での情報漏えいリスクを知る

「仕事でLINEなどコンシューマーアプリを利用する人は4割」というアンケート調査が示すように、社内で認められていないプライベート用のITツールをビジネスで使っている人は案外多いものです。たしかに、気軽に連絡がとりあえるチャットツールやフリーメールは便利である一方、セキュリティ面では危険と背中合わせであることをきちんと把握しないと、情報漏えいなどのリスクに直面する可能性があります。そうしたリスクを把握し、より安全な手法を選択していくことも、今必要とされるITリテラシーの1つです。

チャットの使用感そのまま。セキュリティ面で安心な「ビジネスチャット」

チャットツールをビジネス上で活用したい場合は、使い勝手のよさはそのままで、セキュリティ面に配慮された「ビジネスチャット」の導入をおすすめします。ビジネスチャットなら、UIが直感的で操作がしやすいため、LINEなどのチャットアプリになれている人であれば、抵抗感なくすぐに使いこなすことができるのも強みです。
昨今では「フォローや友だち申請などを強要された」「『イイね!』やコメントなど、投稿に対する反応を求められた」といったソーシャルメディアに関するハラスメント「ソーハラ」が顕在化していますが、ビジネスチャットや社内SNSであれば、会社から「見られている」という意識が働きやすいため、そうした問題も起こりにくく、コンプライアンス上も安心です。プライベート向けのSNSで仕事関係者と連絡をとりたくないという人にも使ってもらいやすいでしょう。
さらに、セキュリティ面で細心の注意を払うのであれば、業務連絡はプライベート用の端末から送らないように気をつけましょう。社員に業務用の携帯電話やスマートフォンを支給する企業も増えており、「ついうっかり」によるセキュリティリスクを避けるためには、プライベート用とビジネス用の端末を分けることをおすすめします。

ITスキルとITリテラシーは違う

ITリテラシーは、「多くの情報の中から正しいものを抜き出し、活用する能力」です。パソコンの操作のようなITスキルだけが向上しても、正しい使いこなし方や規律に則っていなければ、情報社会を生き抜くのは難しいでしょう。ITスキルとITリテラシーは似ているようで意味合いが異なります。これからのビジネスパーソンは、ITリテラシーとスキルの両面からブラッシュアップすることが求められています。

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