「メンバーの本音を引き出せるかどうかが、チームの成功を左右する」
〜InCircleマネジメント〜

コミュニケーションは、企業にとっての血流のようなもの

コミュニケーションがスムーズに行われれば、企業全体に新鮮な状態がいきわたり、社員やメンバーのモチベーションがアップし、活動が活発化します。逆に、コミュニケーションが滞れば、情報の流れが悪くなり、誤った意思決定を招いたり、問題がスムーズに解決しない、人材が育たない、といった問題が発生したりすることになります。ゼロインが2008年に行った意識調査では、「社内コミュニケーションが良好であれば、よりクリエイティブな仕事ができる」という問いに対し84.4%の人が「はい」と答え、「社内コミュニケーションが良好であれば、より効率よく仕事ができる」 という問いに対して88.9%の人が、やはり「はい」と答えています。

 

社内コミュニケーションが良好であれば

  • クリエイティブな仕事ができる 84%
  • 効率良く仕事ができる 89%

また、英会話のGabaが2014年に行った調査によると、「職場のコミュニケーションは、仕事のやる気に影響する」と答えた人が80%、「職場のコミュニケーションは業績に影響する」と答えた人が、75.6%となっています。「現在の職場に満足しているか」という質問に対し、「コミュニケー ションが十分にとれている」と回答した層の74%が「満足している」と答えているのに対し、「コミュニケーションがとれていない」と回答した層で「満足している」と答えているのはわずか19.6%でした。つまり、コミュニケーションがうまくとれているかどうかが、社員の職場への 満足度やモチベーション、そして業績を大きく左右するといえます。

職場のコミュニケーションは?

  • やる気に影響する 80%
  • 業績に影響する 76%

実際に退職者の半分は、人間関係や職場環境に不満を抱えています。私は、社内コミュニケーションにおいて特に大事なのは、「本音が言えるかどうか」だと思っています。たとえば、部下が、上司やチーム、会社のあり方などに不満を持っていた場合、 それをうまく吐き出させ、状況を改善することができれば、チームの雰囲気は ぐっと良くなり、生産性も上がるはずです。

 

リクルートが転職経験者を対象に「退職理由のホンネ」を訊いたところ、上位3つは、

  • 上司の仕事の仕方が気に入らない 23%
  • 労働時間・環境が不満 14%
  • 同僚・先輩・後輩とうまくいかない

このような悩みや不満を事前にケアできれば、人材流出を防ぐことが可能かもしれません。日本では日本人特有の真面目さや我慢強さゆえか、「自分で何とかしよう」という意識が働き、抱え込んでしまう人も多いです。このような状況をメンバーから十分引き出せないと、本来であればちょっとした問題で済んだトラブルが大問題にまで拡大することもあるので、リスク管理という面でも重要です。周囲に人がいる場合、多くの社員が空気を読み、「でしゃばってはいけない」と発言を控え、なかなかネガティブな感想や意見を含む意見がダイレクトにトップに伝えられることは、あまりありません。そうなるとトップの耳には、偏った情報や間違った情報しか来ないことにり、トラブルの全体像を把握したときには、事態が抜き差しならない状況に陥っていることも少なくありません。

これまで日本企業においては、仕事の場以外での社員同士の交流、いわゆる「飲みュニケーション」が「本音を引き出す場」として機能していました。もちろん、社員全員参加の飲み会では、たとえ「無礼講」と言われても、そうそう羽目を外すわけにはいかないかもしれません。社内外の噂話や悪口だけに終始してしまう飲み会も、時間とお金の無駄に終わってしまうでしょう。しかし、「少人数で食事やお酒を楽しみながら会話をするうちに、普段、職場 ではなかなか話せない仕事上の悩みや職場の人間関係の悩み、プライベートの悩みなどを上司や同僚に打ち明けることができ、すっきりした」「問題が解決に向かった」という経験は、おそらく誰にでもあるのではないでしょうか。最近は、企業にも社員にも金銭的・時間的な余裕がなくなったこと、 お酒を飲まない人や「終業後まで会社の人と一緒にいたくない」「プライベートな時間を大事にしたい」という人が増えたことなどから、職場の人同士で飲む機 会が減っているようです。普段はなかなか出てこない、社員の「本音」を吸い上げる場が失われたことに よって生じるデメリットは少なくありません。InCircleこそ、「飲みュニケーション」に代わり、社員の本音を引き出す場となりうると考えています。

 

「本音を引き出す場所」が必要

  • いわゆる「飲みュ二ケーション」の価値
  • プライベート重視の時代で、失われた「仕事の場以外」での交流

日本企業の社員は物事をあまりはっきりと言いたがりません。 これは一対一の面談やミーティングで発言を促してもあまり変わらないことが多いです。InCircleの導入で、このような状況が大きく変わります。たとえば、ミーティングの場ではまったく発言しなかった社員が、InCircleのトークルームでは、非常にいい意見や新しいアイデアを出してくれたり、対面ではなかなか言えない、職場や上司に対する不満を、チャットの会話の流れの中でポロッとこぼす部下もいたりします。対面での会話やミーティングでは、相手の表情や視線の動き、場の空気などから、さまざまな情報を得ることができますが、逆に、かえって発言しづらいこともあります。 その点、InCircleであれば、やりとりの間に若干のタイムラグが生まれること普通で、意図的にタイムラグをつくることもできます。相手の表情が目に入ることもなく、「場の空気」を読みすぎる日本人にとっては、むしろ対面よりもチャットの方が自分の考えが述べやすく、社員のコミュニケーションが活性化するのではないかと考えます。